シロ ユキコ   shiro yukiko
  城 由起子
   所属   リハビリテーション学部
   職種   教授
発表年月日 2007/10
発表テーマ 脊柱の矢状面におけるアライメントと可動性-腰痛既往者との比較―
会議名 第23回日本理学療法学術大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
概要 目的
腰痛経験の有無による脊柱アライメントについて検討する。

方法
測定時腰痛のない成人49名を対象に、腰痛経験のない31名と、腰痛の経験がある18名の立位姿勢、前屈姿勢、可動域を比較した。

結果および考察
 健常群の胸椎・腰椎カーブ、仙骨傾斜角は立位、前屈位、可動性ともに関係を呈していたが、腰痛群はこれらの関係が乏しく、特に腰椎と仙骨では異なるパターンを呈していた。このことから胸椎、腰椎、仙骨の関係が腰痛に影響すると考えられるが、腰痛群では、疼痛回避により生じたアライメントである可能性も考えられ、臨床での検討が必要である。

名古屋学院大学:城 由起子(発表者),青木 一治,平野 孝行
NTT西日本東海病院:友田 淳雄