ムラカミ トシキ   MURAKAMI TOSHIKI
  村上 寿来
   所属   現代社会学部
   職種   教授
発表年月日 2011/09
発表テーマ 震災復興過程における地域組織の役割-阪神・淡路大震災における老人クラブを事例に-
会議名 経済社会学会第47回全国大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 震災からの復興過程において、中長期的に重要な課題となるのは、地域コミュニティの再形成の課題である。それは、被災者および被災地域自身が取り組まなければならない課題であり、それゆえ、地域を基盤にした組織が重要な役割を果たす。本報告では、阪神・淡路大震災における老人クラブを事例に、震災直後、復旧期、復興初期、本格復興期の各復興段階におけるコミュニティ課題にたいして、どのような取り組みが行われたのかを整理し、老人クラブがそこで果たした役割の意義と限界を明らかにすることを通じて、東日本大震災をはじめとした復興政策の方向性について検討を加えた。