イトウ モトキ   ITO Motoki
  伊藤 幹
   所属   経済学部
   職種   准教授
発表年月日 2014/10
発表テーマ 高校スポーツ選手の学年進行に伴う学業成績の推移
会議名 東海体育学会第62回大会プログラム 32
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 大石敬治、藤井勝紀、伊藤幹
概要 高校生スポーツ選手は、一部の学校において競技強化の目的でスポーツ推薦制度の導入によって体育専門学科に所属している場合がある。そのために学習内容や学業成績に一般生徒との間で格差があると問題視されてきた。そこで、本研究では高校生スポーツ選手の学業成績における高校1年から3年の変動傾向を12年間分解析することにより、高校スポーツ選手に対する適切な学習内容が提供できる教育情報を得ることを目的とした。文系科目では3年生で成績が低下する傾向が見られ、理系科目では全学年を通して成績にそれほど変化が見られないことが示されたが、これは標準偏差が大きくなっていることから、学年進行に伴って成績の二極化が進行している可能性が示唆される。体育・スポーツ科目は学年進行に伴って成績の最大値に収束する傾向がみられた。