キブネ ヒサオ   Kibune HIsao
  木船 久雄
   所属   経済学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2004/06
形態種別 その他
標題 〔書評〕データが語る原子力の世論
執筆形態 単著
掲載誌名 エネルギーフォーラム
掲載区分国内
巻・号・頁 50巻(594号),140-140頁
概要 本稿は、原子力安全システム編 『データが語る原子力の世論』(プレジデント社、2004年)の書評である。過去10年間において原子力に関する継続的な世論調査を基にした本書は、幾つかの興味深いメッセージを提供している。それらは、(1)過去10年間、原子力利用に関する消費者の意識は不変、(2)原子力に対する不安感は事故後の一過性、(3)原発否定派と原子力肯定派の属性は同じ、(4)原子力専門家は大衆以上に否定的なイメージで原子力を捉えている、など。
本書は、世論を背景に原子力支持派の拡張キャンペーンを張っているわけではなく、控えめなくらいに、事実を淡々と整理しわかりやすい解説に終始している。といった内容を書いた。