キム エキョン   Kim Aekyoung
  金 愛慶
   所属   スポーツ健康学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1997/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 コーピング行動の性差の検討-性役割の観点から-
執筆形態 共著
掲載誌名 筑波大学心理学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 Vol.19,79-90頁
著者・共著者 研究者:金愛慶、小川俊樹
概要 ストレス対処法であるコーピング行動と性役割との関連性を検討した。性役割のアイデンティティーは、課題達成志向の「masculinity次元」と円満な対人関係志向の「femininity次元」で測定した。結果、男女ともに「問題解決コーピング」と「masculinity次元」とが、「ソーシャル・サポートを求めるコーピング」と「femininity次元」で有意な正の相関が見られた。しかし、男子では「願望的思考のコーピング」と「femininity次元」とで正の相関が、女子では「願望的思考のコーピング」と「masculinity次元」とで負の相関が見られ、役割特性の性別によるコーピング行動への表現様式は異なることも明らかになった