コエダ トモコ   KOEDA Tomoko
  肥田 朋子
   所属   リハビリテーション学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/10/31
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
査読 査読あり
標題 ドロップマス法による筋損傷モデル作製の試みと対側肢への影響
執筆形態 共著
掲載誌名 名古屋学院大学論集 医学・健康科学・スポーツ科学篇
掲載区分国内
出版社・発行元 名古屋学院大学総合研究所
巻・号・頁 12(1),1-10頁
総ページ数 10
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 肥田朋子、久貝晃太、矢野晃成、吉満楓馬、渡邊晶規、伊東佑太
概要 筋損傷後の回復に安静固定が及ぼす影響を調べる第一段階として、重錘を落下させて筋を損傷させるドロップマス法により、ラット腓腹筋損傷モデルの作製を試みた。また、重錘を落下させない対側がコントロールとなり得るかについても検討した。その結果、1 日目には炎症性細胞の凝集が、3 日目以降では再生筋細胞が観察され、筋損傷モデルが作製できたと判断した。筋損傷の影響による筋機械痛覚閾値の低下は、3日目に有意に両側で認められ(p < 0.05)、損傷を引き起こしていない対側にも影響が及んでいたが、筋の組織像は健常筋と同様であった。疼痛行動評価を行う研究では、反対側をコントロール肢として利用することは難しいことが明らかとなった。