ニシムラ ミホ
Nishimura Miho
西村 美保 所属 外国語学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | ヴィクトリア朝小説に見る母子関係、女性の友情と相互扶助――困窮する女性に対する理解―― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 研究年報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | Vol.32,1-17頁 |
著者・共著者 | 亀井 由紀子 |
概要 | 本稿ではエリザベス・ギャスケルの『ルース』(Ruth, 1853)、トマス・ハーディの『ダーバヴィル家のテス』(Tess of the D’Urberville, 1891)、『カスターブリッジの市長』(The Mayor of Casterbridge,1886)、ダイナ・マロック・クレイク(Dinah Mulock Craik1826-1887)の『女主人とメイド』(Mistress and Maid, 1862)を取り上げる。これらの小説には当時の社会のモラル・スタンダードから逸脱した女性、いわゆる「堕ちた女」や、経済的に困窮した女性と彼女たちに手を差し伸べる女性が登場する。彼らの交流の模様を母娘の関係性や女性同士の友情の点から考察する。 |