ヤマシタ マサノブ   YAMASHITA MASANOBU
  山下 匡将
   所属   現代社会学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 特別養護老人ホーム生活相談員の専門職性―ソーシャルワーク専門職性自己評価尺度(SWPI)を用いた検討―
執筆形態 共著
掲載誌名 名古屋学院大学論集 社会科学篇
掲載区分国内
巻・号・頁 第51巻(2),201-214頁
著者・共著者 伊藤優子、杉山克己、志水幸、武田加代子
概要 【目的】特別養護老人ホームにおいてレジデンシャル・ソーシャルワークを担う,生活相談員が有する専門職性の特徴を概観する。【方法】全国の特別養護老人ホーム6,545件の生活相談員を対象とした「レジデンシャル・ソーシャルワークの専門職性に関する調査」を実施し,因子分析(回転なし)およびクラスター分析(ward法)をおこなった。【結果】因子分析では,第1因子として「レジデンシャル・ソーシャルワーク専門職性」(寄与率27.2%),第2因子として「(自律性の発揮に対する)迷い」(寄与率4.5%)が抽出された。クラスター分析では5つのクラスターが生成され,その平均年齢や経験年数の違いにより,「ビギナー」「ミドル」「エキスパート」に分類できた。【結論】「ビギナー」から「ミドル」,そして「エキスパート」へと移行する際に,“迷いの段階”を経る「専門職性の深化と迷いのらせん構造」が示唆された。