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    (最終更新日:2024-10-21 21:40:19)
  フクダ ユウ   FUKUDA Yu
  福田 雄
   所属   ノートルダム清心女子大学  文学部 現代社会学科
   ノートルダム清心女子大学大学院  文学研究科 社会文化学専攻 修士課程
   ノートルダム清心女子大学  キリスト教文化研究所
   ノートルダム清心女子大学大学院  文学研究科 社会文化学専攻 修士課程
   ノートルダム清心女子大学大学院  文学研究科 英語英米文学専攻 博士後期課程
   職種   准教授
■ 教員からのメッセージ
差別、貧困、暴力、環境問題など、人間はこれまで様々な社会問題に直面してきました。社会学はこれらの問題がどのようなメカニズムによって起こり、そしてこれらの苦しみと人々がどのように向き合ってきた(いる)のかを明らかにしてきました。言葉にならない声を聞き、形なきものに形を与える、そのような研究や調査をしていきたいと思っています。
■ 現在の専門分野
社会学 (キーワード:宗教社会学、社会学理論、慰霊・追悼、儀礼研究、苦難の社会学、災害復興) 
■ 学歴
1. 2000/04~2004/03 関西学院大学 社会学部 社会学科 卒業
2. 2008/04~2010/03 関西学院大学 社会学研究科 博士前期課程修了 修士(社会学)
3. 2010/04~2014/03 関西学院大学 社会学研究科 博士後期課程修了 博士(社会学)
■ 職歴
1. 2018/04~2020/03 東北大学 東北アジア研究センター 助教
2. 2015/04~2018/03 日本学術振興会 特別研究員(PD)
3. 2014/04~2015/03 関西学院大学 災害復興制度研究所 リサーチ・アシスタント
4. 2013/04~2014/03 関西学院大学大学院 奨励研究員
■ 資格・免許
1. 2015/10/01 専門社会調査士(第002158号)
■ 著書・論文歴
1. 2021/11 著書  Handbook of Disaster Ritual: Multidisciplinary Perspectives, Cases and Themes.  pp.177-189 (共著) 
2. 2020/03/14 著書  われわれが災禍を悼むとき――慰霊祭・追悼式の社会学   (単著) 
3. 2019/12/01 論文  Three-dimensional Measurement for the Revitalization of Intangible Cultural Properties after Disasters Journal of Disaster Research 14(9),pp.1329-1335 (単著) Link
4. 2018/06/01 論文  苦難の神義論と災禍をめぐる記念式典―アチェの津波にかんする集団と個人の宗教的意味づけ― 宗教と社会 24,65-80頁 (単著) Link
5. 2011/10/01 論文  われわれが災禍を悼むとき―長崎市原爆慰霊行事にみられる儀礼の通時的変遷― ソシオロジ 56(2),77-94頁 (単著) Link
6. 2024/11 著書  〈グローバル・スタディーズ〉叢書 グローバル化と日本  318-343頁 (共著) 
7. 2024/03/08 著書  残らなかったものを想起するー「あの日」の災害アーカイブ論  234-260頁 (共著) 
8. 2023/06/24 論文  新刊短評「櫻井義秀・平藤喜久子編著 『現代社会を宗教文化で読み解く―比較と歴史からの接近』」 宗教と社会 29,231-231頁 (単著) 
9. 2023/03/11 著書  災害<後>を生きる––慰霊と回復の災害人文学  245-248頁 (共著) 
10. 2022/12/31 論文  災害廃棄物の仮置場設置に関わる要因の探索的検討 災害復興研究 14,99-110頁 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2024/06/16 災害研究と災禍の儀礼研究(「宗教と社会」学会第32回学術大会)
2. 2022/09/11 インドネシア・アチェのスマトラ島沖地震の記念施設と震災遺構(日本宗教学会第81回学術大会)
3. 2022/08/06 2021年度「社会調査実習」報告書が目指したもの(岡山史料ネット活動報告会 「学生と考える西日本豪雨と地域社会  ―地域の記憶と記録を伝えるために―」)
4. 2022/05/28 被爆地浦上の「受難と再生」 ――燔祭説と原子爆弾死者合同葬弔辞(第63回印度学宗教学会学術大会)
5. 2021/06/19 スマトラ沖地震の記念行為と宗教的マイノリティ(第62回印度学宗教学会学術大会)Link
6. 2020/02/20 Commemorations of the 2004 Tsunami by the religious minorities in Banda Aceh(The Practicalities and Ethics of Dealing with Disaster Remains and Cultural Heritage)
7. 2019/02/09 悲しみと向き合う技法――インドネシア・アチェの津波記念行事を事例としてー(共同研究「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」第3回研究会)
8. 2018/11/24 無形民俗文化財の復興に資する三次元計測に向けて(第3回 文化財方法論研究会)
9. 2018/07/17 Toward the Interdisciplinary Studies of Disaster Humanities: Preserving Tangible and Intangible Folk Cultural Properties by Three-Dimensional Data(国際防災・危機管理研究 岩手会議)
10. 2018/06/09 大海嘯的神義論:印尼亞齊海嘯災難追思紀念研究(東南亞宗教文化多元研討會)
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2022/04~  事前復興事業における合意形成プロセスの解明 科学研究費補助金 基盤研究(C) 
2. 2018/04~2022/03  災害遺構の比較社会学ー東日本大震災とスマトラ島沖地震を事例として 科学研究費補助金:若手研究 Link
3. 2015/04~2018/03  災禍の儀礼の比較社会学:インドネシアと日本における津波災害を事例として 特別研究員奨励費 Link
■ 講師・講演
1. 2019/01/29 慰霊祭・追悼式の社会学―津波記念行事にみられる災禍との向き合い方(東北大学)Link
2. 2018/12/19 Studi Komparatif Ritual Pasca Bencana: Aceh dan Tohoku(北スマトラ大学文化学部(インドネシア))
3. 2018/10/26 慰霊祭・追悼式の社会学―津波記念行事にみられる災禍との向き合い方―(だて歴史の杜カルチャーセンター(北海道伊達市))Link
4. 2017/12/23 Diskusi Ilmiah: Smong dan Post-Disaster Ritual Masyarakat Jepang-Aceh (Memperingati 13th Tsunami Aceh)(Universitas Syiah Kuala, Indonesia)
5. 2014/07/05 "悲しみの技術"を巡って(東北学院大学)
■ 受賞学術賞
1. 2021/06 印度学宗教学会 2021年度 印度学宗教学会賞 (福田雄 『われわれが災禍を悼むとき―慰霊祭・追悼式の社会学―』(慶応義塾大学出版会 2020年3月))Link
2. 2012/11 日本社会学会 第11回日本社会学会奨励賞[論文の部] (「われわれが災禍を悼むとき―長崎市原爆慰霊行事にみられる儀礼の通時的変遷」『ソシオロジ』第56巻第2号(2011年10月発行))
■ 社会における活動
1. 2022/08 [新聞記事] 大量死が生む「黙禱」と一体感Link
2. 2021/03 [新聞記事] 東日本大震災10年 「災禍の儀礼」の意義
3. 2021/03 [新聞記事] 未来を死者に約束 震災10年「災禍の儀礼」 慰霊の言葉、やがて真実に
4. 2021/03 [新聞記事] 死者への約束に「救い」 東日本大震災と災禍の儀礼 慰霊の言葉 真実に
5. 2021/03 [新聞記事] 未来を死者に約束 東日本大震災10年 慰霊行事の役割
6. 2021/03 [新聞記事]論壇話題 慰霊の言葉 やがて真実に
7. 2019/07 [新聞記事]口湖牽水車状文化祭 看見災後重生
8. 2019/01 [新聞記事][祭礼]当船の外観を3D計測 東北の手法でデータ保存 (水門祭)
9. 2016/01 [新聞記事]関東大震災90年、原爆投下70年 慰霊式典地域に根付く
10. 2014/07 [新聞記事]シンポジウム〈復活と創造「東北の地域力」〉 震災と宗教——悼みと向き合える社会へ——[パネル討論]『悲しみの技術』をめぐって
■ 所属学会
1. 2018/04~ 印度学宗教学会
2. 2020/04~ ∟ 評議員
3. 2014/04~ 日本宗教学会
4. 2013/04~ International Sociological Association
5. 2012/07~ International Society for the Sociology of Religion
6. 2012/04~ 日本社会学会
7. 2010/04~ 「宗教と社会」学会
■ 委員会・協会等
1. 2023/10/01~ 岡山市教育委員会 社会教育委員
2. 2023/06/24~ 「宗教と社会」学会 編集委員
3. 2020/04/01~ 印度学宗教学会 評議員
■ 学部担当分野
宗教社会学、災害と宗教の社会学、社会調査論Ⅲ、社会調査実習
■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2021/03/11 東北大学災害科学国際研究所 (編)『東日本大震災からのスタート 災害を考える51のアプローチ』東北大学出版会
2. 2015/03 櫻井義秀・平藤喜久子(編著) 『よくわかる宗教学』ミネルヴァ書房
●教育に関する発表
1. 2022/08/06 2021年度「社会調査実習」報告書について、岡山史料ネット活動報告会で発表
■ 連絡先
1. u_fukuda[at]m.ndsu.ac.jp
■ 研究内容紹介(学生の方へ)
私はこれまで慰霊祭や追悼式の調査研究をしてきました(『われわれが災禍を悼むときー慰霊祭・追悼式の社会学』)。近年は災害遺構の国際比較調査も行なっています(科学研究費補助金「災害遺構の比較社会学」)。
このほか、民俗芸能で用いられる獅子頭や祭礼船の三次元計測とその応用研究にも取り組んでいます(『東日本大震災からのスタート 災害を考える51のアプローチ』(共著))。
「宗教社会学」や「現代社会学特講Ⅱ」といった授業は、これらの研究成果に基づいた講義内容となっています。
■ 研究内容紹介(地域社会の方へ)
慰霊祭や追悼式の調査研究をしています(『われわれが災禍を悼むときー慰霊祭・追悼式の社会学』)。近年は災害遺構の国際比較調査も行なっています。
このほか『東日本大震災からのスタート 災害を考える51のアプローチ』(共著)では、民俗芸能で用いられる獅子頭の三次元計測とその応用研究について書いています。