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    (最終更新日:2024-06-29 20:11:55)
  オザキ ヨシミツ   OZAKI Yoshimitsu
  尾崎 喜光
   所属   ノートルダム清心女子大学  文学部 日本語日本文学科
   ノートルダム清心女子大学大学院  文学研究科 日本語日本文学専攻 博士前期課程
   ノートルダム清心女子大学大学院  文学研究科 日本語日本文学専攻 博士後期課程
   職種   教授
■ 教員からのメッセージ
ふだんなにげなく使ったり見聞きしている言葉について「!?」というひっかかりを持ち、こだわり続けて考え抜き、自ら調べる姿勢を持つことが、言葉についての勉強や研究を深める秘訣です。いっしょに言葉の不思議を研究しましょう。
■ 学歴
1. 1978/04~1983/03 北海道大学 文学部 文学科言語学専攻 卒業 文学士
2. 1983/04~1986/03 北海道大学 文学研究科 言語学専攻 修士課程修了 文学修士
3. 1986/04~1988/03 大阪大学 文学研究科 日本学専攻[社会言語学] 博士後期課程単位取得満期退学
■ 職歴
1. 2010~ ノートルダム清心女子大学文学部日本語日本文学科 教授
2. 2009~2010 大学共同利用機関法人 国立国語研究所時空間変異研究系 准教授
3. 2006~2009 独立行政法人 国立国語研究所研究開発部門言語生活グループ 主任研究員
4. 2001~2006 独立行政法人 国立国語研究所研究開発部門第二領域 主任研究員
5. 1998~2001 国立国語研究所言語行動研究部第一研究室 室長
6. 1996~1998 国立国語研究所言語行動研究部 主任研究官
7. 1989~1996 国立国語研究所言語行動研究部第一研究室 研究員
8. 1988~1989 大阪大学文学部日本学科 助手
■ 主要学科目
【学部】=日本語学概論Ⅰ、日本語学基礎演習[a]/[c]、日本語学特講Ⅰ/Ⅱ(隔年開講)、日本語学講読Ⅰ/Ⅱ(隔年開講)、日本語史Ⅱ、日本語学演習Ⅰ/Ⅱ(隔年開講)、卒業論文、日本語教授法Ⅲ、日本語教育実習、特別演習日本語Ⅱ(留学生科目)、【大学院・博士前期課程】=現代語特論Ⅰ/Ⅱ、生活語特論Ⅰ/Ⅱ、日本語学演習Ⅰ/Ⅱ、【大学院・博士後期課程】=日本語学特殊講義Ⅰ/Ⅱ、日本語学課題研究Ⅰ/Ⅱ
■ 著書・論文歴
1. 2024/03 論文  「東京都における無声化母音の促音化に関する社会言語学的研究-「洗濯機」のセンタクキ/センタッキ、「活火山」のカツカザン/カッカザン-」 『ノートルダム清心女子大学紀要 日本語・日本文学編』 48(1),71-83頁 (単著) 
2. 2024/01 著書  「社外の人に対し上司を呼び捨てにするのは違和感があるのですが」 国立国語研究所編『日本語の大疑問2』(幻冬舎新書) 93-96頁 (単著) Link
3. 2023/12 論文  「共通語における古典文法の残存と動態-動詞の二段活用の残存および連体形・終止形の区別-」 『清心語文』 25,1-12頁 (単著) 
4. 2023/03 論文  「1980年代の岡山県の方言音声に関するアーカイブ研究-セをシェ、ゼをジェと発音する口蓋化音声の分析-」 『令和4年度 公益財団法人ウエスコ学術振興財団 事業報告書 研究成果報告書集』 142-143頁 (単著) 
5. 2023/03 論文  「連母音「エイ」の発音に関する社会言語学的研究」 『ノートルダム清心女子大学紀要 日本語・日本文学編』 47(1),99-113頁 (単著) 
6. 2022/11 論文  「誤用とされる敬語についての正誤意識の変化-東京都での多人数経年調査から-」 『清心語文』 24,1-22頁 (単著) 
7. 2022/11 論文  「調査会社に委託しての日本語研究の開拓」 『新情報』 110,1-7頁 (単著) Link
8. 2022/09 著書  「1.2.9 自称詞と対称詞」「1.3.1 敬語の使い分け」「1.3.2 敬語の使い分けの基準」「2.6.5 学校の敬語」「4.2 日本人の敬語の誤用」 『敬語の事典』  (共著) Link
9. 2022/04 著書  「Chapter 6 Male-female differences in Japanese」 Y. Asahi, F. Inoue, M. Usami, (eds.) 『Handbook of Japanese Sociolinguistics』 [HJLL Volume 8] pp.173-211 (単著) Link
10. 2022/03 論文  「音声と敬語のあいだ-場面・事象の改まり性と音声選択の関係に関する予備的研究-」 『ノートルダム清心女子大学紀要 日本語・日本文学編』 46(1),184-193頁 (単著) 
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■ 学会発表
1. 2023/09/08 「多人数音声調査の発話回答文字化資料から見えてくる方言的特徴-山形県鶴岡市における「(蛇が)嫌いだ」および「(あれは)駅かな?/(あれは)カラスかな?」の表現-」(人間文化研究機構 国立国語研究所 共同利用推進センター/情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 社会データ構造化センター 共催 「2023年度共同利用セミナー」(オンライン開催))Link
2. 2021/09/04 「鶴岡調査の音声データを使い鼻濁音の変化とその要因を探る」(人間文化研究機構 国立国語研究所 研究情報発信センター/情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 社会データ構造化センター 共催 「共同利用セミナー」(Web開催))Link
3. 2021/01/24 「北海道における方言使用の現状と実時間変化 その7」(「第230回 北海道方言研究会例会」)
4. 2019/12/14 「福山市民の言語使用と言語意識に関する調査報告(2)」(「第11回 おのみち文学三昧 尾道市立大学日本文学会大会」)
5. 2019/09/08 「北海道における方言使用の現状と実時間変化 その6」(「第227回 北海道方言研究会例会」)
6. 2019/06/16 「福山市民の言語使用と言語意識に関する調査報告(1)」(「ノートルダム清心女子大学 日本語日本文学会 第22回大会」)
7. 2018/12 「個人の中で発音は変化するか? ―札幌市での経年調査をもとにしたコーホート分析から推測する」(国立国語研究所 創立70周年記念 シンポジウム 「経年調査の新たな挑戦 ―日本語の将来を占うために」)
8. 2016/09 「北海道における方言使用の現状と実時間変化(その5)」(「第218回 北海道方言研究会」)
9. 2016/02 「札幌市での多人数経年調査から」(JLVC2016 ワークショップ ワークショップ4「日本語と方言の一世紀:社会言語学と歴史言語学が明らかにしたもの」)
10. 2016/01 「北海道方言における経年変化の地域間比較―札幌市・釧路市・富良野市・函館市における調査結果から―」(「多角的アプローチによる現代日本語の動態の解明」研究発表会)
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2024/04~2025/03  「札幌市における音声・アクセントの経年変化に関する調査研究」【国立国語研究所「共同利用型共同研究(A)」;研究代表者】 その他の補助金・助成金 
2. 2023/04~2024/03  「方言音声と共通語音声の使い分け調査における発話回答データの文字化と分析」【国立国語研究所「共同利用型共同研究(A)」;研究代表者】 その他の補助金・助成金 
3. 2022/06~2023/03  「1980年代の岡山県の方言音声に関するアーカイブ研究-セをシェ、ゼをジェと発音する口蓋化音声の分析-」【公益財団法人ウエスコ学術振興財団 令和4年度研究活動費助成事業;研究代表者】 競争的資金等の外部資金による研究 (キーワード:岡山、方言音声、アーカイブ、口蓋化)
4. 2022/04~2023/03  「方言音声と共通語音声の使い分けの変化に関する研究」【国立国語研究所「共同利用型」研究;研究代表者】 その他の補助金・助成金 
5. 2021/04~2022/03  「音声の個人内変化を推定するためのコーホート分析の有効性に関する実証研究」(継続課題[延長])【国立国語研究所「共同利用型」研究;研究代表者】 その他の補助金・助成金 
6. 2021/04~2022/03  「方言音声と共通語音声の使い分けの変化に関する研究」【国立国語研究所「共同利用型」研究;研究代表者】 その他の補助金・助成金 
7. 2020/07~2024/03  「現在進行中の日本語の音声変化を把握するための既存の映像資料・録音資料の活用研究」【科研費;研究代表者】 挑戦的研究(萌芽) 
8. 2020/04~2021/03  「音声の個人内変化を推定するためのコーホート分析の有効性に関する実証研究」(継続課題)【国立国語研究所「共同利用型」研究;研究代表者】 その他の補助金・助成金 
9. 2019/03~2020/03  「音声の個人内変化を推定するためのコーホート分析の有効性に関する実証研究」【国立国語研究所「共同利用型」研究;研究代表者】 その他の補助金・助成金 
10. 2018/04~2021/03  「共通語の基盤としての東京語の動態に関する多人数経年調査」【科研費;研究代表者】 基盤研究(B) 
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■ 講師・講演
1. 2018/05 「岡山の言葉を考える」(ノートルダム清心女子大学)
2. 2017/09 「ことばの不思議~おかやま方言の今~」
3. 2017/05 「岡山の言葉を考える」(ノートルダム清心女子大学)
4. 2017/02 「岡山方言の今」
5. 2016/10 「岡山の言葉の今」
6. 2016/03 「言葉の男女差の今」
■ 社会における活動
1. 2024/05 「<リレーエッセイ>格調高い発音」Link
2. 2023/06 <言の葉巡り> デズニーからディズニーへ
3. 2023/05 「<リレーエッセイ>日本語研究のタネ」Link
4. 2022/05 「<リレーエッセイ>大学生のレポートはカタチもだいじ-日本語力で社会に貢献-」Link
5. 2022/02 「外国語にも日本語と同じような敬語はあるのでしょうか」Link
6. 2022/02 「女の人が自分のことを「オレ」という地域があるのでしょうか?」Link
7. 2021/06 「上司を呼び捨てにしたり尊敬語をつけなかったりするのは不自然ではないでしょうか」Link
8. 2021/04 「岡山で使われている「うったて」の由来等について」(コメント)
9. 2021/03 「<リレーエッセイ>「コマを回す」の発音は?」Link
10. 2020/04 「<リレーエッセイ>茶碗によそって食べるのは御飯? それともコメ?」Link
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■ 所属学会
1. ノートルダム清心女子大学日本語日本文学会
2. 社会言語科学会
3. 1998~2000 ∟ 理事
4. 日本語学会
5. 北海道方言研究会
■ 委員会・協会等
1. 2017/08~2018/07 日本学術振興会・特別研究員等審査会専門委員及び国際事業委員会 委員
2. 2016/08~2017/07 日本学術振興会・特別研究員等審査会専門委員及び国際事業委員会 委員
3. 2014/08~2015/07 日本学術振興会・特別研究員等審査会専門委員及び国際事業委員会 委員
4. 2012/04~ 総社市地域参加型生活サポート日本語教育事業運営委員会委員 委員
■ 職務上の実績
●その他職務上特記すべき事項
1. 2019/04~2021/03 文学研究科長・日本語日本文学専攻主任
2. 2010/04~2021/03 日本語教員養成課程主任
3. 2022/04~ 多世代会話コーパスに基づく話し言葉の総合的研究 【国立国語研究所共同研究プロジェクトへの参画(共同研究員)】
4. 2013/04~2016/03 日本語の大規模経年調査に関する総合的研究 【国立国語研究所共同研究プロジェクトへの参画(共同研究員)】
5. 2009/04~2016/03 多角的アプローチによる現代日本語の動態の解明 【国立国語研究所共同研究プロジェクトへの参画(共同研究員)】
■ メールアドレス
  kyoin_mail