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    (最終更新日:2023-07-17 09:51:12)
  ヤマシタ ミホ   YAMASHITA Miho
  山下 美保
   所属   ノートルダム清心女子大学  人間生活学部 食品栄養学科
   ノートルダム清心女子大学大学院  人間生活学研究科 食品栄養学専攻 修士課程
   職種   准教授
■ 教員からのメッセージ
病気を学ぶ過程では、その症状や予後を想像して、しんどく感じるときもあるかと思います。楽しい学びばかりではないかもしれません。しかし身体や、身体と密接な関係にある心について理解を深めることは、病気の予防と早期発見、そして適切な対応につながります。自分や身近な人たちの健康のために、役立つ知識を一緒に身につけていきましょう!
■ 現在の専門分野
キーワード:小児の成長・発達、小児内分泌一般、健康科学、骨代謝、糖尿病 
■ 学歴
1. 1997/04~2003/03 群馬大学 医学部 医学科 卒業 医学修士
2. 2006/04~2016/09 岡山大学 医歯薬学研究科 小児科学専攻 博士課程修了 医学博士 (博甲第5394号)
■ 職歴
1. 2016/04~ ノートルダム清心女子大学 人間生活学部食品栄養学科 准教授
2. 2013/04 岡山大学病院小児科 助教
3. 2009/10 岡山大学病院小児科 医員
4. 2008/04 岡山済生会総合病院 小児科医師
5. 2007/04 岡山赤十字総合病院 小児科医師
6. 2006/04 岡山大学病院小児科 医員
7. 2005/04 沖縄県国頭郡伊江村 村立診療所医師
8. 2003/05 沖縄県立中部病院 プライマリーケア医コース研修医
■ 資格・免許
1. 2004/10 日本小児集中治療研究会 PALSプロバイダ-
2. 2010/10 日本小児科学会小児科専門医 認定番号第31984
3. 2015/10 日本小児科医会 「子どもの心」相談医
4. 2015/10 日本小児科学会 認定小児科指導医
5. 2018/09 日本環境感染学会会員 感染制御インストラクターコース修了
6. 2019/10 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法 NCPR 「専門Aコース」修了
7. 2022/03 岡山県かかりつけ医等発達障害対応力向上研修修了
■ 主要学科目
人間生活学部 食品栄養学科
■ 著書・論文歴
1. 2023/05 論文  若年成人女性の骨密度と運動ならびに栄養摂取量との関係 日本衛生学雑誌 78 (共著) Link
2. 2023/03 論文  Nutrients Associated with Sleep Bruxism (歯ぎしりと栄養素摂取の関連) Journal of Clinical Medicine 12(2623) (共著) Link
3. 2022/11 論文  Early childhood exposure to maternal smoking and obesity: A nationwide longitudinal survey in Japan (生後早期の受動喫煙と小児における肥満への影響―厚労省21世紀出生児縦断調査から―) Clinical Obesity  (共著) Link
4. 2022/03 論文  打ち手移動方式による新型コロナワクチン職域接種 岡山済生会総合病院雑誌 53,35-41頁 (単著) 
5. 2021/08 著書  管理栄養士国家試験 応用力試験対策パーフェクトガイド   (共著) 
6. 2021/05 論文  Genetic analysis in Japanese patients with osteogenesis imperfecta: Genotype and phenotype spectra in 96 probands (日本における骨形成不全症の遺伝子検索:96名の被験者による遺伝子型の表現型スペクトル) Molecular Genetics & Genomic Medicine 10(1002),pp.1675-1692 (共著) 
7. 2020/05 著書  食物と栄養学基礎シリーズ 新臨床栄養学   (共著) 
8. 2020/01 論文  起立性調節障害患者の背景因子についての検討 子どもの心とからだ 28(4),426-432頁 (共著) 
9. 2019/11 著書  健康・栄養科学シリーズ 臨床医学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち   (共著) 
10. 2017/07 論文  A novel mutation in theCOL2A1gene in a patient with Stickler syndrome type 1: a case report and review of the literature (スティックラ-症候群1型に認められたCOL2A1の新規遺伝子変異: 症例報告と文献的考察) Journal of Medical Case Reports 11(237) (共著) 
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■ 学会発表
1. 2023/06 喉が詰まった感じにより摂食困難となった男児例(第30回日本小児心身医学会中国四国地方会 岡山小児心身症研究会(合同開催))
2. 2022/09 苦手な給食を契機に摂食量の減少と不登校を呈した男児例(第40回 日本小児心身医学会学術集会)
3. 2020/08 生後早期の受動喫煙による小児肥満への影響―厚労省21世紀出生児縦断調査から―(第123回 日本小児科学会学術集会)
4. 2019/12 発達障がい幼児における食習慣の特徴に合わせた食事アドバイスの提供(第63回岡山県小児保健協会研究発表会)
5. 2017/12 発達障がい幼児における食事及び食習慣における特徴と体格の検討(第90回 日本小児科学会岡山地方会)
6. 2010/02 MODY(maturity onset diabetes of young)2の女児例(第9回岡山臨床小児内分泌・代謝研究会)
7. 2008/10 PHEX遺伝子異常の体細胞モザイクが考えられた低リン血漿性くる病の一例(第44回日本小児内分泌学会学術集会)
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2018/05~2019/05  「発達障がい幼児における食習慣の特徴に合わせた食事アドバイスの提供」 岡山県小児保健協会助成事業 
■ 講師・講演
1. 2023/07/14 発達特性をもつ幼児への対応について (新温泉町立教育研修所 園内研修会)(オンライン開催)
2. 2023/03/06 発達特性の理解と食事アドバイス(北但給食施設協議会研修会)
3. 2020/12/22 発達障害幼児における食習慣の特徴に合わせた食事アドバイスについて(福山市給食施設研修会オンライン開催)
4. 2019/06/22 子どもの健やかな成長を応援する食事アドバイスブック(広島県民文化センターふくやま)
5. 2019/03/10 病気の子どもたちの学習支援ボランティア説明会~ボランティアに必要な感染対策~(岡山市きらめきプラザ)
6. 2018/11/25 病気を抱える子どもの地域支援ワークショップ(岡山県立図書館)
7. 2018/09/28 病気を抱える子どもと家族を学校や地域で支えるポイント~地域や家庭で支援するときに大切な感染対策~(瀬戸内市総合福祉センター)
■ 受賞学術賞
1. 2015/02 岡山大学キャリア支援センター 第1回 MUSCAT Award (女性医師による研究・臨床実績について)
■ 所属学会
1. 2022/01 日本マススクリーニング学会
2. 2018/12 日本糖尿病学会
3. 2017/06 日本環境感染学会会員
4. 2017/05 日本小児心身医学会
5. 2016/12 岡山県小児保健協会
6. 2015/04 日本小児科医会
7. 2012/07 日本骨代謝学会
8. 2009/12 日本小児内分泌学会
9. 2007/06 日本小児科学会
10. 2006/04 日本内分泌学会
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■ 教育上の能力
●教育方法の実践例
1. 2018/04~ 臨床医学特論(人間生活学研究科 食品栄養学専攻 修士課程);症例から問題を抽出して解決方法についてディスカッションし、各自がLearninng issueを持ち帰る、Problem based earning (PBL:問題解決型授業) の実践。
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 大学院研究分野
内分泌、成長、肥満、糖尿病、骨代謝
■ 研究内容紹介(学生の方へ)
在学生の皆さん、こんにちは。私のおもな研究内容について紹介します。

私はこれまで地域の総合診療医・小児科医としての診療経験から、① 健康を維持する身近な方法 ② 子どもの成長と発達に関わることを中心に取り組んできました。
①のテーマとしては「若年女性の骨密度と、運動習慣・栄養摂取量との関係」を現在調査中です。骨は生涯からだを支えてくれる支柱。骨を最も強くできる時期は、思春期から皆さんくらいまでの『若年成人期』です。ではどんな運動・食事が骨を強くするのでしょうか?
②では「神経発達症幼児の体格と食習慣の特徴」をテーマに、食習慣の困りごとについての調査や食事アドバイスを行っています。興味のある方は研究室までどうぞ!
■ 研究内容紹介(地域社会の方へ)
皆さまはじめまして、山下と申します。私は本学の教員また医師として、内分泌領域(成長・発達、肥満、糖尿病、骨代謝)や感染対策などの分野を専門に診療や研究に取り組んでまいりました。

これまで、地域を対象に行った講演のテーマ→「病気を抱える子どもと家族を学校や地域で支えるポイント~地域や家庭で支援するときに大切な感染対策~(2018年)」や「発達障害幼児における食習慣の特徴に合わせた食事アドバイス(2020年)」等。今後も、子どもの健やかな成長や、子どもや大人のQOL向上につながることなら、さまざまな企画に参加していきたいと思っております。お気軽にお声かけ下さい。