ナムラ ケンジ   NAMURA KENJI
  苗村 建慈
   所属   看護学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 1990/09
発表テーマ A case of pleomorphric xantho-astrocytoma as studied by ultrastructural, immunohistochemical and DNA cytofluorometric examinations.
会議名 第11回国際神経病理学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 Y.Hosokawa,M.Kuga,Y.Tsuchihashi,M.Toyama
概要 7歳男児の右前頭葉に発生した pleomorphic xanthoastrocytoma (以下PXA と略す)の一手。PXA の診断は、免疫組織化学的に腫瘍細胞にGFAPが証明されたことと、電子顕微鏡で腫瘍細胞内に脂肪・中間径フィラメント・基底板及び豊富な細網構造がみとめられたことに基づくものである。顕微蛍光測光法による検索では、本例の PXAは、二倍体系の細胞と、その多倍体細胞 (4,8,16,32C) により構成され、異倍体細胞はみとめなかった。さらに、腫瘍のS期細胞分画は、0.25%と・低値を示した。このことは、 PXAにおいて異型性の強い細胞が多くみとめられるものの、生物学的には良性である可能性を示すものである。