ナムラ ケンジ   NAMURA KENJI
  苗村 建慈
   所属   看護学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 2008/05
発表テーマ 抑うつを伴った血管性パーキンソニズムに対する鍼灸治療の1例
会議名 第57回全日本鍼灸学会京都大会、京都市.全日本鍼灸学会雑誌 58(3)p548.
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 太田和宏、江川雅人、松本勅、矢野忠、山村義治、苗村健治.
概要 共同発表
症例は78歳女性。77歳の時、動作緩慢、食欲低下、不眠、便秘などの症状が生じ、血管性パーキンソニズムと診断されたが、薬物治療は受けなかった。高齢者うつスケール(GDS)でうつ状態と判定された。鍼灸治療を開始することになり、腎虚証、肝鬱気滞証との弁証により、内関、合谷、三陰交、太谿、太衝、肝兪、腎兪を選穴し、10分間の置鍼術または温筒灸を、週1回、5ヶ月間に計20回行った。上記の症状の軽減とともに、うつ状態を示すGDS値は13点に減少し改善した。(研究結果の解析と考察の指導及び研究報告の指導を担当した。)