ミヤサカ タクジ
MIYASAKA TAKUJI
宮坂 卓治 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2009/11 |
発表テーマ | 手関節掌屈および背屈が前腕回外力に及ぼす効果 |
会議名 | 第18回日本柔道整復接骨医学会学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 単独発表 手根の屈曲と伸展が前腕の回外力に及ぼす効果およびこの効果の前腕肢位との関係について調べた。 回外力は、回外単独、屈曲および伸展回外のいずれも回内位から中間位になるにつれ小さくなった。これはECRLの回外力が減少したことが考えられる。 回内、回内60°、30°、中間位のそれぞれで、回外単独の回外力を100%とすると、伸展回外は163±20%(mean±S.D.)、142±17%、134±15%、118±23%、屈曲回外は81±7%、90±14%、78±13%、80±10%となり、どの肢位でも伸展回外で増加、屈曲回外で減少、伸展回外の増加率は中間位になるにつれ小さくなった。 また、BBの活動が伸展回外すなわちECRの活動を伴うことで増大、屈曲回外では回外に伴うBBの活動に一致してFCRの活動が減少、ECRの活動が増加するのが認められた。手根の伸展と屈曲による回外力の増減が、筋の作用だけでなく、脊髄反射の活動も反映していることを示唆する。 |