フクダ　フミヒコ   FUMIHIKO FUHUDA
  福田　文彦
   所属   鍼灸学部 鍼灸学科
   職種   教授
発表年月日 2000/06
発表テーマ 鍼灸治療により疼痛の軽減が得られた胃癌患者の1症例
会議名 第49回全日本鍼灸学会 学術大会 全日本鍼灸学会 雑誌50(2)pp338
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 神戸市
発表者・共同発表者 関　恵子、市田由紀子、藤井貴章、山村義冶、福田文彦、矢野　忠
概要 腰下肢痛の末期胃癌患者(50歳・女性)に対して鍼灸治療を行った。鍼灸治療は、薬物療法に併用して疼痛部位及び東洋医学的弁証に基づいて行った。鍼灸治療により腰下肢痛は軽減を示した。鍼灸治療と非ステロイド系薬物の比較では、疼痛軽減の程度は同等、疼痛軽減までの時間は鍼灸治療の方が短く、効果持続時間は薬物治療の方が長かった。鍼灸治療は、末期癌患者の全人的な痛みの改善やQOLを高めることに有効であることが示唆された。