フクダ フミヒコ   FUMIHIKO FUHUDA
  福田 文彦
   所属   鍼灸学部 鍼灸学科
   職種   教授
発表年月日 2006/06
発表テーマ 軽度抑うつ状態に対して漢方と鍼灸治療を併用した1症例
会議名 第57回日本東洋医学会 学術総会 日本東洋医学雑誌57別冊号pp264
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 大阪市
発表者・共同発表者 久保春子、福田文彦、竹田太郎、福井和佳子、石崎直人、三谷和男
概要 軽度うつ状態患者(53歳・男性)に対して漢方と鍼灸の併用治療を行った。診断は、軽度うつ状態(身体表現性障害)、肝気鬱結であった。治療は、柴胡疎肝湯が処方され、疎肝理気、健脾補腎を目的に鍼灸治療を行った。その結果、うつ状態に伴う全身倦怠感、目の疲れなどの身体症状は軽減し、意欲の向上などの精神症状も改善した。漢方と鍼灸の併用治療は、軽度うつ状態に対して有効な治療法になることが示唆された。