ハヤシ トモヤ
HAYASHI TOMOYA
林 知也 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2005/06 |
発表テーマ | 血清アルブミンの酸化から見た至適透析の検討 |
会議名 | 第50回日本透析医学会学術集会(横浜)日本透析医学会雑誌38 Suppl.1 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 笠原仁, 松澤直輝, 木村里緒, 副島昭典, 山田明, 本橋茂, 中本やす, 中野徹, 林知也, 恵良聖一 |
概要 | 共同演者
本研究では,維持血液透析を施行中の寒邪146名を対象に,酸化ストレスの観点から見た至適透析の検討を行った。透析前後,および中1日経過した透析前において採血を行い,HPLCにてアルブミンの酸化・還元に関する分画の測定を行った。結果に対し,各種透析条件との関連を検討した。透析前では,全例において酸化型アルブミンが増加しており,透析療法によって改善した。この効果はKt/Vおよび透析時間に比例した。透析終了後,次回の透析までに再び酸化型アルブミンが上昇し,全体として酸化状態にあることが分かった。以上の結果より,還元型アルブミンを増やすには,できるだけKt/Vを改善すること,また,透析時間はできるだけ長い時間が望ましいことが考えられた。 HPLC測定,及びデータ解析の一部を担当した。 p. 885 |