ハヤシ トモヤ   HAYASHI TOMOYA
  林 知也
   所属   保健医療学部 柔道整復学科
   職種   教授
発表年月日 2004/06
発表テーマ Development of a novel olfactory stimulator device triggered by air pressure for olfactory evoked potential recording in humans
会議名 第81回日本生理学会大会(札幌)The Japanese Journal of Physiology54 Suppl
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 T. J. Liao, T. Miyawaki, T. Taguchi, T. Hayashi and H. Nishikawa
概要 共同演者
我々は,嗅覚誘発電位(OEP)測定のために気流圧によってトリガーがかかる新しいタイプの臭い刺激装置を開発した。その刺激装置は,気流制御部,温度制御部,流量計,デジタル圧センサー,湿度制御部,電磁弁,ワンタッチジョイント,テフロンチューブから構成される。湿度制御部を除いた全ての部分はスチールの箱に入っており,臭い刺激,空気刺激,洗浄のための制御スイッチ,温度表示,電源スイッチは,バネル上部に位置している。この装置を用いると,臭い刺激時は必要な臭いを,洗浄時は臭いのないきれいな空気のみを,被検者の鼻腔まで送りこむことができる。24.5℃の室温にて,気流量は,7.0 L/min,空気圧は,0.065 MPaに設定された。この刺激装置の有用性を確認するために,アミルアセテートを装置にセットし,健康成人にの頭皮上のFzからOEPを測定した。そのOEPは,約600 msecの潜時の大きな陰性波を含んでおり,文献的な潜時と一致した。結論として,本刺激装置はOEP測定で有用であることが示された。
OEP測定と解析の一部を担当した。
p. S252