ハヤシ トモヤ
HAYASHI TOMOYA
林 知也 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2003/06 |
発表テーマ | 血清アルブミンの酸化還元状態と活性酸素種との関わり |
会議名 | 第3回日本蛋白質科学会年会(札幌)プログラム・要旨集 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 根川常夫,林 知也,富田美穂子,松山幸枝,今井 一,村山幸一,桑田一夫,惠良聖一 |
概要 | 共同演者
今回我々は,活性酸素種(ROS)が発症の一因とされる老人性白内障や顎関節症において,それぞれ前房水と顎関節滑液中のアルブミンの酸化還元状態を解析した。白内障患者前房水中の酸化型アルブミン(HNA)分画のは極度の減少を示していた。顎関節症患者の滑液では,コントロール群に比して,H2O2などのROSによって生じた不可逆的なHNA分画の有意な増加が認められた。前房水中アルブミンは,間接的ではあるが,ROSによる水晶体の極度の酸化状態を反映していると考えられ,また顎関節症患者滑液は,健康性成人に比してROSの産生量が多く,より酸化状態であると考えられた。 HPLC測定及び解析の一部を担当した。 p. 93 |