ハヤシ トモヤ
HAYASHI TOMOYA
林 知也 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2002/09 |
発表テーマ | 血清アルブミンの還元から見た至適透析の検討 |
会議名 | 第14回腎とフリーラジカル研究会(東京)抄録集 |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 松澤直輝,堀里 緒,石塚俊二,軽部美穂,副島昭典,山田 明,長澤俊彦,惠良聖一,林 知也 |
概要 | 共同演者
維持血液透析において,還元型アルブミン比率がどのような透析条件で,より透析後に増加するのかを検討した。透析前後に採血を行い,高速液体クロマトグラフィーにて,アルブミンの酸化・還元比を測定した。透析前は,酸化型の増加と還元型の減少が認められた。これらは,透析療法により改善を示し,KT/V及び透析時間に相関した。また,症例により還元型分画が比較的高く維持されている症例,低い値で推移している症例,透析後に還元型が著明に増加する3つの症例のパターンが認めたれた。これらの結果より,還元型アルブミンの透析による増加には,透析時間が重要な因子であることが示唆された。 HPLC測定及び解析を担当した。 p. 5 |