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ハヤシ トモヤ
HAYASHI TOMOYA
林 知也 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
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| 発表年月日 | 2002/09 |
| 発表テーマ | pH-jump ESR法による顎関節滑液中の活性酸素の検出 |
| 会議名 | 第30回日本磁気共鳴医学会大会（東京）講演抄録集 |
| 学会区分 | 全国学会 |
| 発表形式 | 口頭（一般） |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 発表者・共同発表者 | 林 知也，富田美穂子，石丸純一，今井 一，西川弘恭，惠良聖一 |
| 概要 | 演者
pH-jump電子スピン共鳴（pH－jump ESR）法を用いて，顎関節症患者滑液中のO2－の検出を試みるとともに，滑液中のアルブミンの酸化・還元状態をマーカーとして，滑液中の酸化状態の定量的な測定を行い，顎関節症における活性酸素の関連性について検討した。患者滑液のESRスペクトルには，g値が2.005の線幅の広い1つのシグナルが認められ，これはH2O2から生じたO2－であることが示された。さらに，コントロール群に比して患者群の滑液中に， H2O2などの活性酸素によって生じた不可逆的な酸化型アルブミンの有意な増加が認められた。結果から，顎関節症発症に関連して活性酸素産生の密接な関与が強く示唆された。 ESRの測定・解析と，クロマトグラフィー測定の一部を担当した。 p. 288 |