ハヤシ トモヤ
HAYASHI TOMOYA
林 知也 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2000/02 |
発表テーマ | 食餌制限の寿命延長効果に及ぼすレプチンの役割 |
会議名 | 第10回生物試料分析科学会記念大会(大阪)生物試料分析 23(1) |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 高崎昭彦,伊藤美武,藤田 孝,中村浩二,林 知也,井上 孝,秋山秀彦,萩津直道,長村洋一 |
概要 | 共同演者
ラットにおいて,自由摂食群(AL群)と60%の制限摂食群(DR群)とで,摂食やエネルギー代謝の制御の重要な神経内分泌因子であるレプチンを測定し,DR群の寿命延長効果(抗老化作用)のメカニズム解析を試みた。また,同時に組織的・生化生理的測定も行った。結果として,レプチン値が両群とも加齢とともに上昇し18ヶ月齢では,AL群はDR群の約40倍の値となった。DR群に対してはストレスではなく,逆にAL群で過食状態を引き起こしており,DR群に比べ平均体温で1℃の上昇などから,レプチンによってエネルギー消費を行い,通常状態に戻そうとしていることが示唆された。よってレプチンは低下時,上昇時ともに抗老化作用に重要な役割を果たしていることが考えられた。 HPLC測定を担当した。 p. 52 |