カツラ トシキ
  桂 敏樹
   所属   看護学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 中山間地域住民のウェルビーイング増進要因の検討―宇治田原コホート研究―
執筆形態 共著
掲載誌名 厚生の指標
掲載区分国内
巻・号・頁 69(5),13-20頁
著者・共著者 古俣理子,星野明子,黒川 剛,小川英人,千葉圭子,小嶋操,薮千津子,志澤美保,臼井香苗,桂 敏樹
概要 中山間地住民18歳以上を無作為に抽出し5年間継続して追跡できた1,073人を分析対象として、ウェルビーイング増進要因をコホート研究によって明らかにした。調査内容は、属性、生活習慣、社会的つながり、生活満足感、WHO-5(ウェルビーイング)等である。その結果、住民のウェルビーイング増進要因は青年層、壮年層、高齢層で相違が認められた。青年層では家族の形成、壮年層では健康な生活習慣、高齢層では、歯科受診、社会的つながり、生活満足感、経済的ゆとり、居住年数であった。ウェルビーイング低下要因は、既往歴と年齢であった。住民のQOL向上に向けた、健康増進活動の方向性を示す要因が示唆されたと考える。