ハヤシ トモヤ
HAYASHI TOMOYA
林 知也 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/06 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 健常者の片側上肢固定が立位姿勢に及ぼす影響:重心動揺計及びモアレトポグラフィーによる評価 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 柔道整復・接骨医学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 13(1),18-23頁 |
担当範囲 | データ解析の一部,論文の推敲,英文抄録作成を担当した。 |
著者・共著者 | 行田直人,伊藤 譲,林 知也,伏木哲史,山津 崇,中村辰三 |
概要 | 片側上肢固定が立位姿勢維持機能に及ぼす影響について,重心動揺計およびモアレ式体型観察撮影装置を用いて検討することを目的とした。対象は,健常成人10名で,固定は肘関節90°屈曲位,肩関節内旋位,前腕回内位および手関節軽度掌屈位とし,スプリントによる固定後,三角巾にて提肘した。重心動揺の測定結果は,総軌跡長,重心動揺集中面積とも固定前と右・左上肢固定時とのそれぞれの比較において有意差は認められなかった。また,モアレ像では,左右の肩甲骨部の非対称が見られた。これらの結果,今回用いた固定は,非固定時よりも大きな身体動揺を起こす条件Iにはならず立位姿勢維持機能に及ぼす影響はほとんどないが,肩甲骨周囲の筋緊張の変化を引き起こす可能性が考えられた。 |