ハヤシ トモヤ
HAYASHI TOMOYA
林 知也 所属 保健医療学部 柔道整復学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/09 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Motion analysis study of quick turning motions –a possibility of the trig-gering hallux vakgus- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 明治鍼灸医学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 34,39-47頁 |
担当範囲 | 実験結果の考察と論文作成を担当した。 |
著者・共著者 | Y. Itoh, T. Hayashi, T. Hojo, M. Miyamoto and Y. Hirasawa |
概要 | スポーツ時のカッティング動作の繰り返しと外反母趾の関係を実験的に示すために,カッティング動作の実験的モデルとして被験者に反復横跳びを行わせ,方向転換時の前足部の状態を,動作解析システムを用いて測定・解析した。その結果,ハイスピードカメラでは,着地および離地時に前足部の回内が認められた。床反力は,着地時ではすべての被検者において,また,離地時は2名を除いて鉛直成分が増大した。これらのことから,着地時および離地時では,前足部は回内位での荷重負荷状態であることが示された。一方,3次元動作解析システムにより,母趾MTP関節は着地時から離地時にかけて背屈位から中間位,そして背屈位への推移がみられた。これらの結果から,カッティング動作のモデルとしての反復横跳びにおいて,母趾MTP関節の側副靭帯が急激な弛緩,緊張を繰り返すことが示唆された。これまでの報告と実験結果から,カッティング動作の高頻度の繰り返しが外反母趾変形の成因に成りえることが示唆された。 |