ハヤシ トモヤ   HAYASHI TOMOYA
  林 知也
   所属   保健医療学部 柔道整復学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/02
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 Development of a high-level expression system for deuterium-labeled human serum albumin
執筆形態 共著
掲載誌名 Japanese Journal of Physiology
巻・号・頁 53(1),65-69頁
担当範囲 rHSAの精製,およびHPLC,電気泳動測定を担当した。
著者・共著者 M. Tomida, M. Kimura, K. Kuwata, T. Hayashi, Y. Okano and S. Era
概要 メタノール資化酵母ピキア・パストーリスを用い,遺伝子組み替え重水素標識ヒト血清アルブミン(rHSA)大量発現系を作成した。メタノール誘導後86時間後,100%軽水の培養液中での発現量は約320 mg/lであり,それに対し70%重水/30%軽水の培養液中での発現量は約180 mg/l であった。精製したrHSAの分子量を,ゲル濾過高速液体クロマトグラフィー(HPLC),SDS-ゲル電気泳動にて,二次構造を円二色性分光光度計にて,分子全体の構造特性1次元核磁気共鳴法にてそれぞれ測定し,ヒト血液より精製されたヒト血清アルブミン(HSA)と比較した。その結果,得られたrHSAの物理化学的諸性質は,HSAのものとほとんど同等であることが示された。