イトウ カズノリ   ITO KAZUNORI
  伊藤 和憲
   所属   鍼灸学部 鍼灸学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/12
形態種別 研究論文
標題 鍼灸臨床における圧痛閾値と臨床症状との関連性について–変形性膝関節症1例における検討–
執筆形態 共著
掲載誌名 全日本鍼灸学会誌
掲載区分国内
巻・号・頁 51(5),604-610頁
担当範囲 データの集積と解析、論文の草案を担当した。
著者・共著者 伊藤和憲,江川雅人,池内隆治,川喜田健司,矢野忠
概要 First Author
圧痛点は治療のみならず病態把握に用いられることもあるが、その有用性は明らかにされていない。そこで変形性膝関節症患者1例を対象に圧痛閾値の変化と臨床症状の関連を1年にわたり検討した。その結果、鍼灸治療による膝症状の軽減に伴い圧痛閾値も上昇した。また圧痛閾値は膝症状の中でも特に痛みに関する項目と高い相関を示した。このことから圧痛閾値を測定することは膝痛を握することにつながると考えられた。