ムラカワ マスヨ
MURAKAWA MASUYO
村川 増代 所属 保健医療学部 救急救命学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 大学女子学生の運動習慣が骨密度に及ぼす影響に関する検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 武庫川女子大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第56巻(第1号),23-28頁 |
著者・共著者 | 村川増代,相澤 徹,足立長彦,田中繁宏,伊達萬里子,野老 稔,永戸久美,樫塚正一 |
概要 | 各種スポーツによる運動習慣の違いが骨密度に及ぼす影響について陸上競技選手27名・新体操選手10名・一般学生15名を対象に,骨密度を含む体組成を測定し検討した.その結果,全体の骨密度では,短距離選手,投擲選手,新体操選手の骨密度は,一般学生より骨密度は有意に高値を示した.しかしながら,中・長距離選手と一般学生との間に,差はほとんどなかった.投擲選手と短距離選手(p<0.001),新体操選手(p<0.05)においては,有意な差が認められた.また両足骨密度では,陸上競技選手をはじめ,全ての運動選手群は,一般学生に対して高い値を示した.このことから,骨密度の測定評価においては足の骨密度だけでなく,その他の部位の骨密度も評価する必要性があることが示唆された.また,骨密度と非脂肪全体との間に有意な正の相関関係が認められ,筋肉量が多いほど骨密度が高くなると示唆された. |