ムラカワ マスヨ
MURAKAWA MASUYO
村川 増代 所属 保健医療学部 救急救命学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03/17 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 5-Aminolevulinic Acid 摂取が高強度負荷時の 運動パフォーマンスに及ぼす影響 【受賞: 原著論文】 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 大阪体育学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪体育学研究 |
巻・号・頁 | 第61巻,19-29頁 |
総ページ数 | 11 |
担当範囲 | 全て |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 村川 増代, 金谷 和幸, 川原田 進, 河端 隆志 |
原著者 | 村川増代 |
概要 | 本研究は,健常な成人男子を被験者として7日間の 5-ALA の経口摂取をさせて(100㎎ / 日)パフォーマンステストを課し,運動効率に着目して 5-ALA による効果について解析し,さらに運動時の疲労に伴うパフォーマンス低下への影響の抑制について検討することを目的とした.その結果, 5-ALA 摂取のパフォーマンステストでプラ
セボ摂取との比較によって,5-ALA が VO2,HR の抑制傾向を示し,運動効率を増加させることから,生体への負担を軽減するうえ,次の日のパフォーマンスの質を向上させる可能性が示唆された.5-ALA 摂取とプラセボ摂取の運動効率との間に有意な相関関係が認められられた(r=0.99,p < 0.001).すなわち,全ての被験者において運動効率の値はプラセボ摂取に比べて 5-ALA摂取の値が高く,5-ALA 摂取による運動効率増大の効果が認められる事が明らかとなった.以上の結果より,5-ALA 摂取がパフォーマンステストの運動効率を増加させたことから,生体への負担を軽減するうえ,次の日のパフォーマンスの質を向上させる可能性が示唆された. |