イシカワ ツネオ   TSUNEO ISHIKAWA
  石川 恒夫
   所属   前橋工科大学  工学部 建築学科
   前橋工科大学大学院  工学研究科 建築学専攻(修士課程)
   前橋工科大学大学院  工学研究科 環境・生命工学専攻(博士課程)
   前橋工科大学  工学部 建築・都市・環境工学群
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000/03
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 「様式統合」と 「マクシミリアン様式」―マクシミリアン二世と新しい建築様式について
執筆形態 単著
掲載誌名 建築史学
掲載区分国内
出版社・発行元 建築史学会
巻・号・頁 (34)
著者・共著者 石川恒夫
概要 本論においては、バイエルン国王マクシミリアン二世の命による、新しい建築様式の発見を目指して実施された「アテネウム」設計競技(1850)の経緯とその意義が考察された。マクシミリアン二世は国家的ゴシック様式を支持しつつも、シンケルとの思想交流をとおして、「様式統合」による新しい建築を目指す。その試みは、自由な折衷を容認しただけで終わり、国王に追随した周辺建築家たちは、性急に結果を求めるあまり、表面的な折衷主義を促進したことを明らかにした。