イシカワ ツネオ   TSUNEO ISHIKAWA
  石川 恒夫
   所属   前橋工科大学  工学部 建築学科
   前橋工科大学大学院  工学研究科 建築学専攻(修士課程)
   前橋工科大学大学院  工学研究科 環境・生命工学専攻(博士課程)
   前橋工科大学  工学部 建築・都市・環境工学群
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/06
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 ボワスレーとシュタインレの「グラール神殿」復元案について―19世紀ドイツ建築における中世回帰の一様相
執筆形態 単著
掲載誌名 美學
掲載区分国内
出版社・発行元 美学会
巻・号・頁 (197),37-47頁
総ページ数 11
著者・共著者 石川恒夫
概要 本論は19世紀ドイツ建築論の個別的研究として中世回帰の様相に着目し、S.ボワスレー(1835)及びE.シュタインレ(1884)による「グラール神殿」復元案を比較考察し、19世紀ドイツ建築論の内容を深めたものである。ボワスレーは、ケルン大聖堂の工事を支援しつつ、「グラール神殿」の建築学的考察を行い、国家繁栄の象徴として、中世建築の復活を願った。シュタインレは画家であり、神殿の実在を確信し、友人建築家シュタッツの助けを借りて、復元図を描いた。それは構造的根拠をもつゴシック空間の再現であった。