イシカワ ツネオ   TSUNEO ISHIKAWA
  石川 恒夫
   所属   前橋工科大学  工学部 建築学科
   前橋工科大学大学院  工学研究科 建築学専攻(修士課程)
   前橋工科大学大学院  工学研究科 環境・生命工学専攻(博士課程)
   前橋工科大学  工学部 建築・都市・環境工学群
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1994/09
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 「様式統合」と古典建築の「保持」  クレンツェにおける新古典主義建築の展開について
執筆形態 単著
掲載誌名 「美學」
掲載区分国内
出版社・発行元 美学会
巻・号・頁 (178),34-44頁
総ページ数 11
著者・共著者 石川恒夫
概要 本論は、バイエルン宮廷建築家L.v.クレンツェの建築論を、「様式統合」の理念との関連において考察した。彼はギリシャ建築を「世界建築」と呼び理想と見なす。しかし、クレンツェはバイエルン国王をはじめ、19世紀のドイツ社会が要請する多様な課題に応えるために、ヘレニズムの形式原理を「保持」しつつ、多元論的な「様式統合」を試み、それによって、新古典主義建築の更なる展開を図ったことを明らかにした。