アオキ ユウジ   Yuji.AOKI
青木 雄次

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
発表年月日 2024/04/14
発表テーマ 増加を続ける乳がん発症率と栄養素摂取量年次推移に関する国のデータを用いた考察
会議名 第121回日本内科学会総会・講演会
主催者 日本内科学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 東京
開催期間 2024/04/12~2024/04/14
発表者・共同発表者 青木雄次
概要 日本人女性における乳がん、子宮体がん、結腸がん、肺がんの発症率と死亡率を比較し、また閉経前後に二峰性に増加を続ける乳がん発症と食品・栄養素摂取量の年次推移との関係を考察した。乳がんの増加は肉類・乳類・飽和脂肪酸摂取量の増加および果実類・藻類・魚介類・鉄・植物性たんぱく質・食物繊維・葉酸摂取量の減少と強い相関を示した。西欧化の進展による植物性たんぱく質や葉酸の豊富な非加工食品の減少が関与している可能性が示唆され、とくに最近の葉酸摂取量の減少は大きな問題であり、とくに若い世代の女性に対する食育が必要と考える。

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