タカギ カツヒロ   Katsuhiro.TAKAGI
髙木 勝広

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
発表年月日 2017/12/06
発表テーマ 6-MSITC による糖新生系酵素 PEPCK遺伝子 の発現抑制機構の解析
会議名 生命科学系学会合同年次大会(第90回日本生化学会大会・第40回日本分子生物学会)
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 神戸ポートアイランド
発表者・共同発表者 共著者:田中みすず、髙木勝広、林桃子
概要 H4IIE 細胞を各種シグナル分子の阻害剤で処理した後、6-MSITC で培養した。PEPCK mRNA の発現量を測定した結果、PKC の阻害剤である staurosporine、novel PKC の選択的阻害剤である rottlerin、MAPKK の阻害剤である PD98059 および U0126 によって、PEPCK mRNA の発現抑制が有意に阻害された。また novel PKC の活性化剤であるホルボールエステルの phorbol-12-myristate-13-acetate で H4IIE 細胞を処理すると PEPCK mRNA の発現が抑制されたことから、6-MSITC による PEPCK mRNA の発現抑制にはnovel PKC が関与することが明らかとなった。さらにウェスタンブロット解析を行った結果、6-MSITC 処理により、活性化型であるリン酸化 MAPKK 量は、6-MSITC 処理後10分で増加することが明らかとなった。本研究により、6-MSITC による PEPCK mRNA の発現抑制は、novel PKC および MAP kinase 経路が関与することが明らかとなった。
担当部分:研究の指導者

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