ヤマモト カオル   Kaoru.YAMAMOTO
山本 薫

  • 所属   松本大学  人間健康学部 スポーツ健康学科
  • 職種   准教授
発表年月日 2012/11
発表テーマ 自重を用いたレジスタンストレーニングが高齢者の歩行能力に及ぼす影響 ~健康寿命延伸を目指して~
会議名 第44回沖縄県公衆衛生学会
学会区分 地方学会
単独共同区分 共同
開催地名 那覇 沖縄
概要 本研究は、誰もが手軽に実施しやすい自重を負荷として用い、週4回12週間のレジスタンストレーニングが前期高齢女性の筋力および歩行能力にどの様な影響をもたらすか明らかにする事を目的とした。
運動習慣の無い前期高齢女性を対象に実施した週4回12週間の自重を用いたレジスタンストレーニングにより持久的トレーニングを行わなくても歩行能力は有意に改善した。さらに、筋パワーを示す20段の階段上り速度と6分間歩行距離で示される歩行能力に有意な正の相関が観察されたことから、レジスタンストレーニングにより、筋パワーの改善が歩行能力を改善させたことが考えられた。このことは、ADLやQOLの低下を遅らせ、健康寿命延伸によい影響を及ぼす事を示唆している。

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