キムラ ハルヒサ
Haruhisa.KIMURA
木村 晴壽
- 所属 松本大学大学院 総合経営研究科 総合経営専攻
- 松本大学 総合経営学部 観光ホスピタリティ学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/07 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関紀要) |
標題 | 蚕網をめぐる織物消費税問題-松本網への課税をめぐって- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 地域総合研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 松本大学地域総合研究センター |
巻・号・頁 | (18),57-84頁 |
概要 | 日露戦争期、松本地方の特産物であった、養蚕用具としての蚕網に対し政府は、織物消費税の一環として課税を開始した。しかし、到底織物とは判定し難い網であることを主張して松本商業会議所は強行に反論し、最終的には一部の蚕網の非課税化を実現した。本論は、発足直後の松本商業会議所の動き、および松本の蚕網業者らの主張内容吟味することで、蚕網製造が松本の地域経済にとって極めて大きなウェイトを占め、かつ、蚕網製造業の動向が松本商業会議所にとっても、商工業者の拠点としての意義を問われる問題であったことを明らかにした。 |