キドウ ノブオ   Nobuo KIDO
木藤 伸夫

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/11
形態種別 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
査読 査読あり
標題 信州地域の家庭で漬けられた漬物からの乳酸菌の分離と同定
執筆形態 共著
掲載誌名 教育総合研究第2号
掲載区分国内
出版社・発行元 松本大学・松本大学松商短期大学部
巻・号・頁 2,117-123頁
総ページ数 7
担当範囲 全て
著者・共著者 木藤伸夫、小林愛実
概要 長野県では各家庭で漬物をつける習慣があり、現在でも漬物を漬けている家は多い。中でも野沢菜を漬ける家は多く、信州を代表する漬物でもある。本研究では家庭で漬けられた野沢菜漬けから乳酸菌の分離を行なった。野沢菜の漬け汁には、漬ける方法(レシピ)に関わらず1 mlあたり104個以上の生きた乳酸菌が含まれており、多くは107個以上の乳酸菌を含んでいた。すべての試料からLactobacillus sakei が分離された。レシピの違いに関わらず、いずれの試料からも同一の乳酸菌が分離されたことから、この乳酸菌が長期間保存される発酵漬物である野沢菜漬けに特徴的なものであると考えられる。L. sakeiの健康への影響や、食品保存以外の活用法について考察する。

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