ヤザキ ヒサシ   Hisashi.YAZAKI
矢﨑 久

  • 所属   松本大学  総合経営学部 総合経営学科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/08
形態種別 研究論文
査読 査読あり
標題 短期カウンセリングセッションにおける箱庭療法
執筆形態 単著
掲載誌名 日本カウンセリング学会第35回大会論文集
掲載区分国内
出版社・発行元 日本カウンセリング学会
概要 心理療法の構造に箱庭療法を導入する際の留意事項の根底には、自我と他我の関係性深化可能性が考えられる。このことを利用し、短期間で結果を出すことが求められている高校カウンセリングにおける効果的展開を試みた。対象者は高校生で初回面接時に多弁、観念奔逸傾向顕著であり、このことから精神科医へのリファーは不可避と思われた。また欠課超により原級留置寸前であったにもかかわらず医療導入については難色を示した。この高校生に対してインテーク面接の後に、ブリーフ面接と箱庭を組み合わせたセッションを合計3回導入した。思春期特有の心理として自律への試みと挫折があげられるが、この生徒も例外ではなく自律への強い意志がカウンセラーに対しての自己開示を妨げていたことがここから示唆された。内省力と言語化能力が整った年齢以降の場合にはバーバルセッション単独利用が通例であるが、ノンバーバルとしての箱庭併用により、自己開示促進と観念の秩序化が促進されると考えられる。

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