ヤザキ ヒサシ
Hisashi.YAZAKI
矢﨑 久
- 所属 松本大学 総合経営学部 総合経営学科
- 職種 教授
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2019/12/12 |
| 形態種別 | 速報，短報，研究ノート等（大学，研究機関紀要） |
| 標題 | ITの進展と若者の心理的発達環境の変化から、次世代を担う中日若者の発達環境を考察する ーDigital contentsの両国協働開発ー |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 2019亞州論壇 |
| 掲載区分 | 国外 |
| 出版社・発行元 | 中日文教基金会(台湾） |
| 巻・号・頁 | 22-28頁 |
| 概要 | 厚生労働書研究班による中学生・高校生を対象としたインターネットの利用状況調査から2012年度では約8.1%、2019年度では約14%が長時間に及ぶ利用をしていることが明らかになった。これらの者の利用状況はオンラインゲームであり高額課金などの社会問題も指摘され久しい。他方この時期は発達途上にあり心理面（脳）への影響も懸念されている。脳神経系の発達には「遺伝情報による神経活動非依存性」と「環境により神経回路網が構築される神経活動依存性」があり児童期や青年期のゲーム依存は後者への影響が少なくないものと考えられる。運動不足など身体的問題も加わり次世代を担う若者の発達環境を考える必要があるが、例えば日本のスポーツ庁も推奨するe-sportsなどに身体をより動かす要素を取り入れるなど台湾と日本の大学やIT企業が連携した開発の取り組みが求められるのではないか。 |