オオイシ フミオ   Fumio.OISHI
大石 文朗

  • 所属   松本大学  教育学部 学校教育学科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/11
形態種別 研究論文(大学,研究機関紀要)
査読 査読あり
標題 ハワイにおける日本人移民の変容に関する一考察
―1868年から1946年までの出稼ぎ労働者から永住者へ-
執筆形態 単著
掲載誌名 松本大学教育総合研究第3号
掲載区分国内
出版社・発行元 松本大学
巻・号・頁 (3),17-30頁
総ページ数 14
著者・共著者 大石文朗
概要 移民政策は、当時の国際状況や各国の社会状況が如実に反映されるものである。また、移民は、新参入者と受け入れ側の社会双方にとって、異言語・異文化との出会いで、さらに共生することが求められる。そこには当然社会的な摩擦が生じ、それゆえに改善を求めて「送り出す側」・「受け入れる側」双方の移民政策が変わっていくことになる。本研究では、ハワイへの日本人移民をその年代と特色に基づいて分類された「移民時代」、すなわち「元年者」「官約移民時代」「私約移民時代」「自由渡航時代」「呼び寄せ時代」「移民禁止時代」それぞれに対して、「移民に関する法令」そして、ハワイの地に永住する覚悟に深く関連した「英語習得」と「異文化理解」の観点から検討し、出稼ぎ労働者だった人々が、現地の永住という移民を選択した過程を考察した。

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