ワダ ジュンイチ   Junichi.WADA
和田 順一

  • 所属   松本大学  教育学部 学校教育学科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/03/20
形態種別 研究論文(大学,研究機関紀要)
査読 査読あり
標題 ある小学校における外国語の時間数と,児童の聴解力,自己評価,英語学習に対する意識の変容
執筆形態 共著
掲載誌名 小学校英語教育学会誌
掲載区分国内
出版社・発行元 小学校英語教育学会
巻・号・頁 21,127-142頁
総ページ数 16
担当範囲 先行研究を主に分析等を共同で実施
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 和田順一(松本大学)、酒井英樹(信州大学)、青山拓実(信州大学)、山本大貴(信州大学)、宮川友梨(信州大学大学院(院生))、大内瑠寧(信州大学大学院(院生))
概要 本研究は,ある小学校における外国語活動の実施時間の異なる 3 つの群(2017 年度卒業生,2018年度卒業生,2019 年度卒業生)を対象に,聴解力,自己評価,英語学習に対する意識の点からどのような変容を経るのかを 3 時点(4 年末,5 年末,6 年末)で調査した。分析の結果を総括すると,聴解力と自己評価においては,学年が進行するにつれて高くなったが,聴解力の変容に対する時間数の要因は明確でなかった。英語学習に対する意識については,「英語の授業や活動の好き,楽しい」は,学年が進行するにつれて 3 群とも下がり,時間数が多い群でより低くなった。「英語への慣れ親しみ」に関しては学年進行に伴う変容はなく,時間数の影響もみられなかった。「コミュニケーションへの関心・意欲・態度」に関しては,4 年末から5 年末にかけて高くなったが 6 年末で下がるという変容がみられた。「コミュニケーションへの不安」と「動機づけ」と「国際的志向性」は,学年進行に伴う変容はほぼみられなかった。

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