ハラモト クミコ
  原本 久美子
   所属   保健医療学部 看護学科
   職種   准教授
発表年月日 2017
発表テーマ 臨床看護師が捉えた「看護ができたと実感したときの状況や場面とは」
会議名 日本看護学教育学会 第27回学術集会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 沖縄
概要 臨床看護師が看護ができたと実感したときの状況や場面を明らかにする、ことを目的に自由記述式自記式質問紙による記述研究を実施した。5年以上の臨床経験のある看護師238名に郵送での個別返信と81名回答が得られた(回収率34%、未記入4名、記述中止1名)。記述内容から「看護ができたと実感したときの状況や場面」を意味のある文脈単位でコード化し、124のコードを抽出しカテゴリー化した。その結果、臨床看護師が看護ができたと実感したときの状況や場面とは、「患者・家族からの笑顔、感謝やお礼の言葉を貰えたとき」、「患者・家族の希望に添う援助ができたとき」、「患者に関わり回復を実感できたとき」、「ケアを工夫し効果を感じたとき」、「その人らしい普通の生活への援助ができたとき」、「その人が生きるためのケアをきちんとできたとき」の6カテゴリーが得られた。