イワシタ マユミ
  岩下 真由美
   所属   保健医療学部 看護学科
   職種   准教授
発表年月日 2012/08
発表テーマ 育児の経験が看護に及ぼす影響
会議名 日本看護管理学会学術集会
主催者 日本看護管理学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 札幌市
発表者・共同発表者 岩下真由美
概要 【研究目的】育児の経験が看護にどのような影響を及ぼしているかを明らかにすることである。【研究方法】本研究参加者は、研究協力への同意が得られた近畿圏内の病院において正規職員として仕事をしている8歳以下の子どもがいる看護師11名である。インタピューガイドを用いて育児を経験する前と後での看護に対する思いや考え方の変化について、インタビューをおこなった。データ産出は、2006年11月~2007年4月にかけて実施した。【結果】本研究参加者の年齢は30歳から39歳で、平均年齢は34.7±3.2歳であった。経験年数は7年から17年で、平均経験年数は11.5±3.3年であった。家族形態は、11名全員が配偶者および子どもと同居していた。育児を経験しながら仕事を継続している看護師は、患者をはじめとした人との関係性の中で、<相手の個性を尊重できるようになった>、<待てるようになった>、<相手に合わせた援助ができるようになった>など、自分自身の【看護師としての成長の気づき】を実感していた。