教員紹介 | |
イワシタ マユミ
岩下 真由美 所属 保健医療学部 看護学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2011/03 |
発表テーマ | 決定木(DecisionTree)によるトゥレット症候群当事者の親兄弟への配慮点の抽出 |
会議名 | 日本看護評価学会学術集会 |
主催者 | 日本看護評価学会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京都 |
発表者・共同発表者 | 服部兼敏、久留島美紀子、岩下真由美 |
概要 | 【目的】本研究は、母親、父親、そして兄弟姉妹の負担感についての質問項目への回答を分析し、臨床場面や相談場面において医療者や支援者はどのような配慮を行うべきか、その内容を抽出することにある。【方法】質問様式には母親の負担、父親、また、兄弟・姉妹の負担についての質問があり、それぞれ6個の選択肢から回答することが求められた。これらの質問への回答結果を決定木(DecisionTree)によって分析し、医療者・支援者が母親、父親、兄弟姉妹に接するときどのような配慮を行うべきかを抽出した。ソフトウェアはVisual Mining Studio(数理システム)を使用した。なお調査は、調査票の様式・内容、プライパシー保護、配布方法、解析方法等についでは当事者団体である日本トクレット協会理事会で審議して承認を得たのち実施した。【結果】母親の場合トゥレット症候群当事者の兄弟姉妹に対するGuilty感が強い、父親の場合、その他の負担感が強く、次に精神的負担感が強いこと等がわかった。これから医療者、支援者がどのように振る舞ったら母親、父親、兄弟姉妹の精神的負担を軽減することができるかの示唆が得られた。 |