イタヤマ アキラ
  板山 昂
   所属   心理学部 心理学科
   職種   准教授
発表年月日 2018/12/09
発表テーマ 犯罪者に対する偏見と実情報の提示が矯正施設出所者支援への支持に与える影響
会議名 日本犯罪心理学会第56回大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
開催地名 奈良県文化会館
概要 本研究では、犯罪者に対するイメージが矯正施設出所者に対する支援への支持、および自身の身近での受け入れへの受容度に与える影響を検討するとともに、再犯等の実情報の提示効果を検証した。出所者へ肯定的なイメージを持たない人は、出所者支援へ否定的な傾向にあったが、再犯の実情やその解決に関する政策についての情報を提示することで、出所者支援への肯定的態度が高まる可能性が示唆された。しかし、出所者に対する心理的距離ではその効果は弱く、肯定的なイメージを持っていた人に関しては再犯者率の高さの影響か、心理的距離が少し遠くなる可能性も考えられた。