イタヤマ アキラ
  板山 昂
   所属   心理学部 心理学科
   職種   准教授
発表年月日 2012/11/08
発表テーマ 評議内容が裁判員の公正感と刑罰の目的に与える影響
会議名 日本社会心理学会第53回大会発表論文集, p.98.
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 つくば国際会議場
概要 評議内容の違いによって、裁判員の判決に対する公正感、および刑罰(判決)の目的に差異が生じるか検討した。被害者と被告人両方の立場で(平等に)議論を行った場合は、被害者寄りで応報的な評議を行った場合よりも判決と評議に対する公正感が高かった。刑罰の目的は、被害者と被告人両方の立場に立ち議論を行った場合は、被告人の「更生」と「社会復帰」が強く、被害者寄りで応報的な評議を行った場合は「応報」や「防犯」が強いという差異がみられた。