ヤギ リョウコ
  八木 良子
   所属   保健医療学部 看護学科
   職種   助教
発表年月日 2005/12
発表テーマ 経口摂取が訓練開始12日間で可能となった1症例-嚥下訓練,腹臥位療法,呼吸介助法を併用して-
会議名 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術集会
学会区分 地方学会
単独共同区分 共同
開催地名 名古屋
発表者・共同発表者 足立理恵, 中田昌代, 冨田裕子, 井上真弓, 畑井良子, 長田美里, 水本真紀, 藤原潔
概要 脳血管障害患者に対し嚥下訓練, 腹臥位療法, 呼吸介助法を取り入れている. 従来は, それぞれを単独もしくは2療法を併用するのみであった. 今回すべて併用した事例を報告する.今回, 喀痰量が多い患者に対し, 嚥下訓練だけでなく腹臥位療法を実施した事により, 筋緊張の緩和, 気道分泌物排出が促進した. さらに呼吸介助法を実施し, 胸郭の可動性の増大, 呼気量の増加, 気道分泌物排出が促進した. これらの多面的なアプローチは喀痰の多い患者の誤嚥性肺炎のリスクを抑え, 間接訓練開始から合併症を起こさずスムーズに食べるという欲求を満たす事ができたと考える