ヤマモト マユミ
  山本 真由美
   所属   心理学部 心理学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/12
形態種別 学術論文
標題 発達障害傾向とソーシャルサポートが思春期の摂食障害傾向に及ぼす影響
執筆形態 共著
掲載誌名 徳島大学総合科学部人間科学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 24,1-8頁
担当範囲 論文構想,研究計画,論文執筆助言
著者・共著者 濱谷 沙世, 武田 知也, 山本真由美
概要 本研究は,発達障害傾向及びソーシャルサポートが摂食障害傾向に及ぼす影響を検討することを目的とした。研究1では、健常中学生の神経性無食欲症傾向、大食症傾向、自閉スペクトラム症傾向、注意欠如多動症傾向、ソーシャルサポートを測定する尺度を作成した。本研究2では、本研究1で作成した尺度を用いて、健常中学生211名に質問紙調査を行った。① その結果,ASD傾向とソーシャルサポートが高い群はASD傾向とソーシャルサポートが低い群よりもAN傾向が高かった。また、AD/HD傾向とソーシャルサポートが高い群はAD/HD傾向とソーシャルサポートが低い群より、AN傾向とBN傾向が高かった。②ASD傾向またはAD/HD傾向が高い人が,ソーシャルサポートを認知していると,自分の身体イメージを他者と比べる機会が増え,摂食障害傾向が高まることが明らかになった。