教員紹介 | |
マツダ ノブコ
松田 宣子 所属 保健医療学部 看護学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/12 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 地域に住む精神障害者の生活と意見 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 神戸大学医学部保健学科 |
巻・号・頁 | 第17,25-32頁 |
担当範囲 | 調査の実施、分析、考察など研究全般にわたり担当 |
著者・共著者 | 川口優子、松田宣子、奥田博子 |
概要 | 研究目的は、地域で暮らしている当事者の生活と暮らしに関する思いや意見を明らかにすることであり、今後の地域生活支援の基礎資料とすることである。対象は兵庫県及び大阪府下において地域で生活をし、何らかの精神福祉サービスを受けている精神障害者13名である。方法は、半構成的質問紙を用いての面接であり、面接内容を録音し、内容は質的に分析した。その結果、①当事者たちは、今の生活が良いと捉え、自己のペースで生活のリズムをつけ日々を過ごしていた②病気や障害とうまく付き合うには、服薬をし医師を信頼し、日々を精一杯生きるなど自分なりの「こつ」をもっていた③人に気を使うという対人関係におけるコミュニケーションの困難性が表出されたものの、これは他者との心理的距離の取り方であり、地域で生活する上での「こつ」と捉えられる④家族との同居の有無にかかわらず家族が最大のサポート源である⑤在宅期間の長短にかかわらず社会に対して病気や障害を理解してほしいと望んでいた、⑥ほとんどの男性が招来には仕事がしたいと述べていた、以上6つがコード化された。
担当部分:調査の実施、分析、考察など研究全般にわたり担当 |