アオキ トシヒロ   AOKI Toshihiro
  青木 稔弥
   所属   文学部 日本語日本文化学科
   文学研究科 国語国文学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1981/05
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 「泰西女丈夫伝」と坪内逍遥―新資料とその意義―
執筆形態 単著
掲載誌名 国語国文
巻・号・頁 50(5)
概要 『朗蘭夫人伝』の内題に「泰西女丈夫伝の内」とあり、英仏両国の女丈夫の伝記を訳述する計画を持っていた逍遥は、『未来の夢』の中絶という小説家としての危機に直面して『真成の実伝の編述を促す』『実伝論』の二篇の伝記論を執筆した。小説家坪内逍遥が伝記から獲得しようとしたのは「観察の力」であり、伝記を小説に活用して『比処やかしこ』を発表するのである。